よくかむと虫歯になりにくい?

私には、5才になる可愛い息子がいます。彼は毎日元気に保育園に通っています。
息子の行っている保育園は、毎日給食が出ます。その給食は保育園の給食室で手作りしてくれています。園児達は、外で遊んだり、お遊戯をしたりするのも楽し みですが毎日の給食も本当に楽しみにしています。家では好き嫌いを言ってても、給食に入っていたら皆と一緒にパクパクと残さずに食べています。(うちの息 子も「給食だったら食べれるのに・・・・」と、言っています)
そんな素敵な魔法をかけてくれている栄養士さん達を子供たちは「給食先生」と呼んでいます。
最近の食事は、栄養はすごく満点!!でも体や歯にはどうだろう??と、私も子供を育てていてふと疑問に思うことがあります。そんな疑問や、情報を少しずつ 「給食先生」の力を借りて、わかりやすく生活に役立ててみたいと思いませんか??
子供たちの大好きな「給食先生」。私たちの給食を作ってもらえないのは残念だけど、家で皆さんも給食先生になってくださいね。

第一回目は、“かむ”ことのお話しをしたいと思います!!

よくかむと虫歯になりにくい??
かむことってすごく重要です!!

しっかりかめばかむほどだ液(つば)の量が増えます。
だ液には・・・
■酸性になった口の中を中性にもどす■
(食べると口の中が酸性になりむし歯になりやすくなります)

■いったん溶け出した歯を修復し元に戻す(再石灰化)■

という働きがあります。

かめばかむほどだ液が多く出て口の中がきれいになり
むし歯になりにくくなります。
※良くかんだときに出てくるだ液は
通常の約30~60倍の中和作用があります。

よくかむためには、食事に繊維質のものを取り入れることが大切です!!

食物繊維を多く含む食品
ごぼう・干し柿・おから・ひじき・ゆでたけのこ
リンゴ・さつま芋・ワカメ・かぼちゃ・インゲン豆 など

いつもの食事に一品加えてみては如何ですか?
最近の食事は昔に比べてやわらかいものが多く、
あまり噛まずに飲み込むことが多くなっています。
噛むことは顎(あご)の成長にもつながり歯並びにも関係してきます。
1回お口の中に入れたら20~30回噛む、ということを
心がけてしっかりとご飯の味を味わってみるものいいですよ!!