食事の後のフッ素キシリトールの取り方!!

皆様お久しぶりです。長い間更新していなくてすみません。

さて、前回紹介しました“かむ”こと実践していただけましたか??
『あれ?人参ってこんな味だったっけ?
昔(私が小さい時だから30年位前・・・?)は、もっとにおいが強かったなぁ~』
『お米(ご飯)って甘いなぁ~西条は水も美味しいからかなぁ~
(私は松山育ちです)』
これは私の感想ですが、1口1口それぞれ家族の感想も違って楽しい食卓になりましたよ。
前回も登場しました我が家の5歳になる息子ですが、彼にとってこの間大事件が起こりました。
な・な~んと!!下の前歯が2本抜けたんです。
母(私)の職業上かなり歯や口の中に対して歯が萌えた時からうるさく言われ続け、結構どんな事でも平気だったのですが、さすがに朝パンを食べていて“ポロッ”ととれた時は大ショックだったようです。毎朝どんなことがあっても(たとえ熱があろうが)完食する食事を残してしまいました。

乳歯が抜けたと言う事は永久歯(大人の歯)が出てくるという事!!

 

キャプチャ

毎日何人もの患者さんと歯ブラシの仕方や虫歯の話をさせて頂いていますが、最近はフッ素やキシリトールの質問もよく受けます。
CMやTV番組でも取り上げられる事も多く、名前も聞いた事があると思います。私も息子に永久歯が萌えてくるという事を、目の前に実感し、一生に一度しか 萌えてこない歯をどのように大切にしていくか、皆様と一緒に考えていきたいと思います。

 

第二回目は、食事の後のフッ素キシリトールの取り方!!

今回は給食先生をちょっとお休みして
食事の後のフッ素キシリトールの取り方を紹介していきます。

フッ素??・・・・どんなもの?
地球上で17番目に多い元素「F」
自然界にも多く存在しているもの

例えば・・・・海・土の中・川・大気・食べ物 etc・・・・・
食品中にも多く含まれているので普段から 体に取り入れています。
えび・わかめ・さかなにも多く含まれています。

キャプチャ

歯に対しては
再石灰化の促進 歯質の強化に効果があります。

虫歯に対してはどのように働くの??
細菌に対しても効果があるので虫歯菌の活動を弱め口の中の環境を整えます。
(酸が作られないようにします)※酸は虫歯を作る最大の原因です。

フッ素の種類ってどれだけあるの??
歯磨き剤に入っている物から歯科専用の洗剤・歯面・塗布剤などいろいろあります。

どの種類の物をどのように使えば効果があるの??
フッ素には濃度があります。
歯科医院専用  高い⇔低い 家庭用歯磨剤
(濃度)

歯科専用の物の方が、濃度が高いので効きそうな感じがしますが、萌出はじめた時に効果を発揮します。

濃度の低い物を毎日長く使用することが一番効果的なのでフッ素入り歯磨き剤を家庭のブラッシング時に使用する事が一番おすすめです。

フッ素を最大限利用するには

定期健診の時、年に3~4回歯科医院で高濃度フッ素を塗布
(この時に虫歯の確認、乳歯と永久歯の交換時期の確認も出来ます。)
毎日フッ素入り歯磨剤(低濃度)を使って丁寧にブラッシングする。

※1回で多く量をとっても意味がありません。
長く続けていくことが大切です!!

歯ブラシの仕方、歯磨剤の量などは1人1人口の中の状態によって違うので、歯科衛生士の指導を受けるのが一番です。

さてさてどうでしたか?ちょっと長くなったので、あきてしまったかな・・・。
という事でキシリトールのお話は近日大公開!!
お楽しみに!!

これまでのお話に少しでも興味が出た人は、お家の歯磨剤の裏を確認してみて下さい。
お買い物の時もちょっと気を付けて表示を見てくださいね。
そして、みどり歯科にLet’s Go!!

優しく素敵(?)なDH達が親切ていねいにブラッシング指導をさせて頂きます。
待ってますよ!!