ホワイトニングしてもすぐ戻る？色戻りしやすい人の特徴

こんにちは、愛媛県西条市のみどり歯科医院です。せっかくホワイトニングをして白くなったのに、すぐ元の色に戻ってしまったという声をいただくことがあります。ホワイトニングの白さの持続期間には個人差があり、生活習慣や歯の状態によって色戻りが早くなる方もいます。

ここでは、ホワイトニング後の色戻りが起こる理由と、色戻りしやすい人の特徴、さらに色戻りをできるだけ遅らせるためのポイントを解説します。

ホワイトニングの色戻りの目安

オフィスホワイトニング

歯科医院で行うオフィスホワイトニングは、短期間で歯を明るくできるのが特徴です。強い薬剤と光を併用することで、短時間で白くなりますが、その反面、色戻りは比較的早いといわれています。一般的には3ヵ月～半年程度が色戻りの目安です。ただし、日常生活の習慣によってはもっと早く色が落ちやすい方もいます。

ホームホワイトニング

ご自宅用のマウスピースと薬剤を使って行うホームホワイトニングは、白くなるまで少し時間がかかるものの、ゆっくり薬剤が浸透することで色戻りしにくいのが特徴です。持続期間の目安は半年〜1年ほどで、オフィスホワイトニングよりも長持ちするケースが多いです。

色戻りの原因と色戻りしやすい人

着色しやすいものを多く摂る

コーヒー、紅茶、緑茶、赤ワイン、カレー、チョコレートなど、色の濃い食品は歯に着色しやすい性質があります。これらを毎日よく飲んだり食べたりする習慣がある人は、ホワイトニング後の白さが長続きしにくくなることがあります。

歯の表面がざらついている

歯の表面が強い力でのブラッシングなどで傷がつくと、そこに着色が入り込みやすくなります。表面がざらついた状態は汚れもつきやすいため、色戻りが早くなる原因になります。

歯石がある

歯石が付着していると、歯の表面が凸凹になり、着色が定着しやすい環境になります。

喫煙者である

タバコのヤニは非常に着色しやすく、歯の黄ばみの大きな原因となります。喫煙習慣がある方は、ホワイトニングしても色が早く戻りやすく、白さをキープするのが難しい傾向があります。また、タールはベタベタした性状で食物などによる着色も引き寄せやすく、色戻りがさらに早くなる原因となります。白さを長持ちさせたい場合は、禁煙を検討しましょう。

色戻りを遅らせるために

色の薄い食事を摂る

ホワイトニング後の24〜48時間は特に着色しやすい期間といわれています。できるだけ色の薄い食べ物（白米、うどん、白身魚、牛乳など）を選び、色の濃い食べ物は控えることで白さを守りやすくなります。継続的にも、濃い飲み物を飲む際はストローを使うなどの工夫も必要です。

歯磨きをすぐに行う

コーヒーや紅茶を飲む、食事をするなどした後、できるだけ早く歯磨きを行うだけでも色戻りのスピードは大きく変わります。外出中で磨けない場合は、うがいをするだけでも一定の効果があります。

歯科医院でのメンテナンスを受ける

ホワイトニングの白さを長く保つためには、ご自宅でのケアだけでなく、歯科医院での定期的なメンテナンスが重要です。歯科医院では、歯石の除去やクリーニングを行い、日常の歯磨きでは落としきれない汚れを取り除きます。歯の表面がつるつるに整うことで着色がつきにくくなるほか、ホワイトニング剤の効果もより高く発揮されやすくなります。

ホワイトニングの効果は永久的ではないことを知っておく

どれだけ生活習慣に気を付けても、ホワイトニングの効果は永久的に続くものではありません。白さを保つためには、数ヵ月〜半年に一度の定期的なホワイトニングが有効です。継続的にケアすることで、初回よりもさらに明るいトーンを維持しやすくなります。

【まとめ】

ホワイトニングの色戻りには個人差がありますが、多くの場合は日常生活の習慣や歯の状態が大きく関わっています。色の濃い飲み物をよく飲む、喫煙習慣があるといった要因があると、白さが早く落ちてしまうことがあります。「ホワイトニングしてもすぐ戻る」と感じた方は、これらの習慣を見直すことで、白さを長くキープできる可能性があります。

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